• 和名:サクユリ(作百合)
  • 学名:Lilium auratum var.platyphyllum
  • 開花期:7月頃
  • 茎丈:150〜200cm
  • 花径:25〜30cm
  • 花色:白地に黄色い筋
  • 花形:漏斗形、扁平形
  • 花の向き:横〜斜め下
  • 香り:非常に強い芳香

伊豆七島の大島から青ヶ島に自生する、原種としては世界最大のユリです。花や草姿の全体がヤマユリを大きくした、力強い感じのものです。花に斑点がほとんどなく黄筋がはっきりしています。ヤマユリと似た強い芳香があります。

ヤマユリと同じく食用にもなります。ヤマユリには独特の苦みがありますが、サクユリには苦みがなく、鱗片も大きく、食べ応えのある球根です。

ヤマユリLilium auratum の変種とされ、変種名はplaty(大きな)+phyllum(葉)という意味です。ただし、2002年に行われた分子系統学研究では、DNAの塩基配列はかなり離れているという結果が出ています。

和名のサクユリは、青ヶ島での現地名サックイネラ(イネラ=ユリ)が由来とされています。別名のタメトモユリは、伊豆大島に流された平安時代の豪傑、源為朝にちなみます。

ヤマユリと同様に、オリエンタルハイブリット系品種のベースとなっています。実生球から選抜されたものが栄養繁殖されて、球根が生産されているので、比較的入手しやすい種類です。