- 和名:エゾスカシユリ(蝦夷透百合)
- 学名:Lilium dauricum
- 開花期:6〜7月(北海道)
- 茎丈:30〜100cm
- 花径:10cm程度
- 花色:橙赤色、花弁基部は黄みを帯び濃褐色の小斑点
- 花形:盃形
- 花の向き:上〜斜め上
- 香り:ほとんどない
和名のエゾは北海道を、スカシは正面から見ると花びらの間が透けて見える様子を表しています。学名のdauricumは、シベリアのバイカル湖より東側の「ダフリア地方の」という意味です。
本州のスカシユリと同様に、海岸線の岩場や砂地に自生します。花びらの基部にかけて色が黄色くなり、蕾に細かい毛が生えているのが特徴です。
シベリア南部、モンゴル北東、中国東北部、オホーツク海沿岸、サハリン、北海道、千島列島、カムチャツカ半島に自生し、広い範囲に分布するユリの一つです。


江戸時代から本州のスカシユリと交配して、花色や花びらの変異を珍重されていました。19世紀にはヨーロッパ原産の近縁種やイワトユリと交配して、最初のアジアティックハイブリッド系が作り出されました。